尼崎市立文化財収蔵庫 企画展 航星日誌 地球暦 20170619

2017.06.19.Mon.11:00
カテゴリーを「KOBE LOVE」としているが、神戸の少し東、
隣接する芦屋、西宮、そして尼崎に展開している阪神電鉄の古い資料を、尼崎市が収蔵しているそうだ。

これに気付くのが遅かったが、去る5月20日より7月23日まで開催されていて、とても気になる。



と言うのも、第16回目を迎えるというこの収蔵庫の企画展のテーマが、

「尼崎・近代交通の始まり」と言うタイトルであること。

東西南北を結ぶ道路の建設や、官営鉄道の開通。
他に、いわゆる「阪神軌道線」の歴史にも触れられるようであるし、
更には阪急・阪神各本線の大阪・神戸間の開通当時の貴重な広告や時刻表や運賃表も展示されているようだ。

貰ってきたチラシで紹介されていた資料の中で、私が特にそそられたのが、

大正13年に阪神電鉄から発行されたという「乗車マナーに関する広告」

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文字と絵で、解り易く「新しい文明の利器に対するマナーが11ほど列挙されている。

曰、

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1.改札口では押し合わず切符を手に、語順に参りましょう。
2.プラットホームに待ち合わす間は、前に出ぬ様静かに待ちましょう。
3.電車が来ても飛び乗りせぬ様静かに御順に乗りましょう。
4.電車の中ではお互いに座席を譲り合い、他への迷惑にならぬ様致しましょう。

ここまでは現代にも共通することばかりで、いちいち納得する。

マナーはまだまだ続く。

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6.電車の窓の開け閉めは車掌さんに願いましょう。
  む~ん、編成が短く、車内で車掌が切符を売っていた頃の影響だろうな。
  いつでもすぐそこに車掌がいる、と言う表れ。
7.電車が停まりましたら静かに御順に早く降りましょう。
  現代では一言余計がついて「押し合わず出入り口付近の方から・・・御順にお早くお降り願います」
8.横道や近道をせぬ様、改札口へ御順にまいりましょう。
  最近は、乗車券が電子化されてしまって、例え最短区間の切符にでも、乗車駅、改札(入場時間)が一瞬にして情報が書き込まれてしまうので、「改札口を通らないと出られない」システムになってしまったね。
9.電車道は横切らず上り下りに気を付けて踏切道を渡りましょう。
  最近では踏切も減ってしまったね。

ここまでは注意書きの下に、ちょっとしたイラストが添えられている。

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さて、
私が注目したのが残り2項目。10、11。

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10.そら来たぞ。通らずに待って居れ(おれ)。
11.油断すな学びの道と・・・・・
  電車道。

残りのこのふたつ。

急に語調が変わって、近所のオッチャンか、学校の先生が言いそうな、
完全に口語体ぽい言い回しでの記述。

これらのね、実物展示がされているそうだ。

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まだ一月時間があるので、ご興味のある方はのぞいて見られたら?




ENTERPRISE Out

※もちろん、
 阪急神戸線情報も貴重な資料での展示有り!

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見逃すな!

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